オヤジにウザい質問をされたら
はらいかわてつやです。
これは中年層のサラリーマンの人達に多く当てはまる習慣なのですが、会社に向かうまでの朝に、または会社から家に帰るまでに、通勤中の電車の中で難しい顔をしながら購読している新聞の内容を貪ぶように読んでいる人を、あなたも何度か見たという経験があるかもしれません。
あるいは、このブログを読んでくださっているあなた自身も、毎日の電車の中で新聞をよく読んでいるかもしれません。
あなたはともかく、電車の中で新聞を読みふけっている人というのは、実は情報を頭に詰め込んでおかないと不安で堪らないだけなのです。そして、そんな不安な気持ちを和らげようとしたいが為に、世の中の情報を少しでも吸収しておこうと、通勤中に新聞を読みふけっているのです。
情報を収集しようとする意識を持つ事は、素晴らしいです。しかし、新聞という媒体で得る事が出来る情報というものは、世界中のありとあらゆる情報を簡単に知る事が出来るインターネット等が普及している現在では、他の媒体に比べると、とても限定的で狭い内容しか扱っていない物でしかありません。そのような物を使って幾ら懸命に情報を頭の中に詰め込んだとしても、新聞だけを読んでいるのでしたら将来裕福になる事は出来ませんし、勿論サラリーマンとしての何かの成功を納める事も、程遠い夢に等しいものになってしまうでしょう。
新聞というものはそれ程までに、無理に読む必要の無い存在となっている物なのです。しかし、新聞だけを熱心に読んでいる人達は、決してそのような事を思ってはいません。新聞を読む事だけであらゆる事に対して成功を収める事が出来ると信じていますし、新聞を読んでいない人に対しては「信じられない」と言うかのように否定してきては、新聞で知った限定的な知識をひけらかすような質問を頻繁にしてきます。
何度も言ってしまいますが、現在は新聞だけの知識を持っているだけでは、人生を豊かにする事は出来ません。仮にもし新聞を読むだけで裕福になれるのでしたら、新聞を読んでいる全ての人達が、大富豪になっている筈なのです。
「今日の日経平均株価は、幾ら程だと思う?」等といった新聞の内容に関する質問を狭い知識で満足しているような新聞愛好者の人からされた時は、「200万円」等といったような桁外れの回答を返して、なるべく関わりを持たないように接しましょう。
いざとなった時に自分の地位を高みにする事が出来るように、新聞だけではなく、様々な媒体を利用して、より多くの知識や情報を吸収しておきましょう。深くて広い実用的な知恵を誰かに披露する事が出来るように勉強をしておく事は、あなたの全てを充実させる為の、大きな力になる事なのです。
はらいかわてつや