華がある人に共通すること
はらいかわてつやです。
◎実年齢より10歳若く見せる
平和に対するわれわれの希望を文書だけに託すのではなく、人の心の中に平和
を築きあげることにも努力しようではないか。われわれにはそうすることがで
きると思う。人間の運命の問題は、人類が解決しえないものではないと思う。
(「平和の建設」1963年9月20日。国連総会で)
ケネディ大統領は、「運にまかせる」ということを好まない人でした。
自分自身の運命は、自らの力で切り開いていくもので、目標に向かって努力を惜しまずに続けていけば必ずうまくいくと考えていました。
このような信念を抱いている人は、周りから見てとてもエネルギーに満ちています。こうした前向きな信念を抱いていたからこそ、ケネディは若さとエネルギーに満ち溢れた魅力的な人物に映ったのでしょう。
誰しも若々しく見えたほうが、周りの人からの印象は良くなるものです。
誰でも、老けて見られるよりも若々しく見られたいと思うものですよね。
そう思うのであれば、「自分の運命は自分の力で切り開く!」という信念を持つことです。こうするだけでも5~10歳くらいは若く見られるようになります。
「人間の運命は自分ではどうにもならない」
「自分の進むべきレールは決まっていて変えることができない」
という考えを持った人は、陰鬱としていますし、実際よりも老けて見られてしまいます。
◎ネガティブ思考な人は老けて見られる
一般的には、老人のほうが若い人よりも抑うつ的な人が多いと言われています。
アメリカの心理学者であるジョアン・レインハート氏が、80歳以上の570人を対象に行った調査で、「年を取ると身体的な衰えが生じ、どうしでも抑うつ的な気分になってしまうことがある。さらに、自分は役に立たないという気持ちになり、強い無能感を感じるようになる。」というデータを得ています。
実年齢よりも老けて見られる人というのは、えてして悲観的な考えの人が多いものです。
私がこれまで出会った人の中にも、実年齢は30代であるにも関わらず、50代に見えてしまう人もいました。正直、ネガティブ思考が、こんなに人間を老けさせてしまうのかと驚いたものです。
逆に、どんな場面でも明るく笑顔を絶やさない人は、実年齢よりも若く見られるものです。
ポジティブ思考でいられる秘訣こそが、「自分の運命は自分の力で切り開く!」という信念を持つこと
なのです。
「運命」というものに振り回されずに、自分が思い描いたとおりに運命は変えることができると思えば、どんな場面でも明るくポジティブでいられるのです。
そのような明るさ、ポジティブさを持っている人が「華のある人」なのです。
明るい考え、信念を持てば、それが自然と表情にも現れてきます。
表情とはその人の内面を反映しています。そのため、明るい信念を抱いていれば、自然と明るい魅力的な表情になり、それが人を惹きつけていくのです。
はらいかわてつや