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成功者とはえてして臆病なものである

はらいかわてつやです。

◎心配性の人のほうが成功する

将来を予想するということは非常に困難なことです。
だからといって、将来を考えずに何も準備をしておかないでいいというわけにはいきません。
たしかに将来を完璧に予想することはできませんが、できる限りの予測をして、備えをすることは大切です。

ケネディも以下のように述べています。

つぎの措置を予測することが困難だからといって、このことに不熱心であって
いいということはない。
(「部分的核実験停止条約の仮調印を終えて」1963年7月26日。ラジオ・テレビ演説)

今仕事が順調だからといって、必ずしもそれが続くとは限りません。よって、最悪の事態になった将来を予測し、あらかじめ備えておくべきなのです。

ケネディは、臆病な性格だったといいます。だからこそ、将来のプランがひとつでは不安だったのです。

「プランAが失敗したらどうしよう?そのためにはプランBを考えておく必要がある。しかしプランBまでも失敗してしまったら?そうだ、プランCもつくっておこう。この際プランDも考えておこう・・・」
とケネディは考えたのです。

心配性な人ほど、それを振り払うために、入念にプランを練ります。だから、心配性だからと言って、それは決して短所ではないのです。

◎ビル・ゲイツの成功の秘訣

イギリスのゴールドスミス・カレッジのアダム・パーキンス氏は、以下のような調査を行いました。

金融会社のマネージャー68名を対象に、彼らの仕事ぶりを評価すると同時に、彼らの心配性の度合いを測ったのです。

すると、「心配性な人ほど、仕事ができる」という結果が得られたのです。

パーキンス氏によると、心配性な人のほうが、失敗しないようにいろいろと準備をするのだそうです。

一方あまり心配性でない人は、

「先のことなんて考えてもわからないのだから、適当にしよう」
「段取りなんてやる必要ないよ、なるようにしかならないのでから」
と考えてしまうのです。しかし、当然これでは仕事で成功するはずはありません。

マイクロソフトの創始者であるビル・ゲイツ氏は、自分は非常に心配性な性格だと言っていました。経営が失敗するような夢でうなされ、夜中に起きたということが何回もあったそうです。
それくらい心配性だったからこそ、前もってさまざまな手を考えて対策を打つことができたのでしょう。

何はともあれ、将来に対する備えをしておくことは重要です。
備えがあればあるほど、多くのことを上手く運ぶことができるのです。

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はらいかわてつや

資本主義の牢獄に囚われた
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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター

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