謙遜を求められるお世辞の返事は肯定する
はらいかわてつやです。
これからお伝えするアドバイスは、あなたの普段の生活でお役に立てていただける事ですので、是非とも御参考にしていただけると幸いです。
あなたは毎日を過ごしていると、知り合いや友人以外の多くの人達と出会い、仕事を協力してこなしたり、様々な物事に関わったりする事は非常に多いでしょう。
その中で相手と会話をするという事は、何よりも頻繁にしている事の筈です。
例えば、あなたが会社やその他の場所で、普段は余り付き合いのないようなそれ程親しくない人から話し掛けられ、しばらくの間会話をしたとしましょう。これはあなたにとってそれほど親しくはない相手との会話をする時によくある事なのですが、あなたは相手と、始めはお互いの事や世間話等をしている事が多いでしょうが、そのような会話の合間に、高い確率で「素晴らしい学校を卒業されていますね」、「立派な会社に勤められていますね」「美人の奥さんですね」等といった、無駄としか言いようのないお世辞を言われる事がある筈です。
そんな場合に、あなたは相手に対して、どのように返事をしているでしょうか?
もしかすると、「いえ、それほどでも」、「そんな事はありません」等という、否定的な返事をあなたは相手に対して答えてしまっているのではないでしょうか?
そのような返事の仕方というのは、あなた以外の世間の多くの人も行っている模範解答のようなものです。「社交辞令に対しての最高の返し方だ」と、あなたは思ってしまっているかもしれませんが、実際は決してそうではありません。
実際はそのような返事をしてしまっていると、相手から違うお世辞を延々と言われる確率を上げてしまいます。その上で、会話そのものの長さや質を大きく低下させてしまう事になります。
長々とつまらない会話にあなたの貴重な時間を浪費するのは、余りにももったいないです。ですので、今後はつまらないお世辞を他人に言われた時は、「はい、そうです。ありがとうございます。」と、肯定するような返事を返しておきましょう。
あなたが相手のお世辞を肯定すると、相手はそれ以上つまらないお世辞を繰り返す事はなくなります。それによって会話の質を上げる事が出来、あなたにとって有益になる話を聞く事も出来るようになる為の秘訣です。
相手が振り掛けてくるお世辞や社交辞令は、本音のひと言で瞬時に終わらせてしまいましょう。
あなたが充実した時間をより多く過ごす為には、利益の無い物に気を使う必要は全くないのです。
はらいかわてつや