理屈っぽい野郎にドロップキック
はらいかわてつやです。
この世の中には、矛盾している様々な物事に対して、「矛盾はいけない事だ」だとして頭から否定的な価値観を持っていたり、そのように他人に対しても注意をしてくるような人達が沢山います。
そしてあなたも、そのような考え方をしながら、今までを過ごしてきているのではないでしょうか?
実は矛盾というものは、決してそのような物ではありません。否定するべきものでは無く、むしろ逆に肯定すべきものなのです。
何故なら、矛盾しているものの方が、矛盾をしていないものよりもあなたを幸せにしてくれる可能性を沢山秘めているからです。
「矛盾」という言葉は、「あることを一方では肯定し、同時に他方では否定するなど、物事の筋道や道理が合わないこと」の意味を持ちます。
一見とても優柔不断で非論理的であり、信用の出来ない事のように思えるものであります。しかし、実際はそれは単純に多くの人達がその物事に対して、明確な説明をする事が出来ないから「矛盾」という言葉を使って表現しているというだけの事なのです。
ですので、もっと広い、宇宙程のレベルでじっくりと考えてみますと、本当は極めて理に叶っている物が多くあるのです。
例えば、「好きだけど嫌い」という愛情表現があります。これは女性の男性に対する想いの具合を表す時に、よく使われる言葉です。
「好きではあるが嫌い」という矛盾している考え方は、聞いただけでは非常に悪い事のように思えてしまいます。
ですが、そのような矛盾した好意を女性がしているからこそ、世の中の男性達は愛する人を自分に振り向かせようと、命がけで求愛活動をする事が出来ているのです。
矛盾というものは、真偽を確かめたいというやる気を引き起こし、本気になって追及する事が出来る、素晴らしいものなのです。そしてそれこそが、人の人生を豊かにする事が出来る、最高のものとなる事なのです。
逆に、矛盾を否定してしまうと、折角の行動するチャンスを自らの手で潰してしまいます。
その証拠となりますが、矛盾を頭から否定し続けているような、世の中の多くの人達はどのように人生を過ごしているでしょうか?
知識は豊富にあっても人生を豊かに過ごしている人は、誰一人と存在してはいないでしょう。
物事のありのままを、矛盾している事を含めて、ありとあらゆる事についての知識を論理的ではなく非ロジカルにインプットするようにしましょう。
そして身に付けた知識を論理的にアウトプット出来るように努める事が、あなたの人生を豊かにする為の画期的な手段となる事なのです。
はらいかわてつや