「最後に何かメッセージをお願いします」という質問には「ありません」と答える
はらいかわてつやです。
あなたがもしも今後ビジネスにおいて何かしらの成功を収めた時には、世間から功績を認められ、数々のメディアからインタビューを受ける機会が多くある事でしょう。
その時には是非とも、このアドバイスを参考にしていただけると幸いです。
あなたが成功を収め、成功者としてインタビューを受ける時には、インタビューをしてくるインタビュアー達は、あなたに対して数々の質問をしてくるでしょう。
その時に彼や彼女は、実に様々な内容を、あなたの時間の都合に関わらずお構いなしに長々としてくるかもしれません。
その事に関しましては、インタビューですので真面目に御答えしても構いません。しかし、あなたが注意しておくべき事は、それから先の相手の行動です。
余り良くないインタビュアー達というのは、相手の時間の都合を考えようとはしません。ですので、真面目に長い時間を掛けてインタビューに答えていたあなたに対して、突然、このような共通の質問をしてきます。
「それでは最後に、このインタビューをお聞きになっている皆さんに対して、一言メッセージを御願いします」
このような質問で、相手はあなたの時間を更に無駄に奪おうとしてくるのです。
良くないインタビュアーは、あなたが人生の限りある時間を貰ってインタビューをしてくださっている事を、ありがたい事だとは気付いていません。ですので、挙句の果てにこのような質問を促し、更にあなたから時間を奪おうとしてくるのです。
あなたが折角、成功の秘訣を根掘り葉相手に掘り教えたのにも関わらず、その内容に満足をせずにインタビュー相手に話をまとめさせるというのは、インタビューをされている側のやる気を損なわせる、非常に失礼な対応であります。
ハッキリと言ってしまうと、あなたから受けている恩を仇で返しているようなものなのです。
もしもあなたがインタビューをされた際、そのような質問を相手がしてきた時には、キッパリと「そんな物はありません」と言って、拒絶をしてしまっても構いません。
「ついでに何か言いたいことはありますか」という質問をされた時も、同じです。「ありません」と返してしまいましょう。
「ついで」の話なんて、相手にわざわざ教える必要は全くないからです。
あなたのした話を蒸し返して堂々巡りをするような意味のない質問には、答えないようにしましょう。インタビューを受けた際にそのような相手だった場合、自分から積極的に、相手との距離を置くようにしましょう。
はらいかわてつや