人の評価は「見た目」で決まる
こんにちは、はらいかわてつやです。
◎イケメンには勝てない
「人は見た目で判断してはならない」
そう思っていても、結局私たちは人を見た目で判断しているのです。
イケメンや美人な人ほど、周りからのウケは確実に良くなります。外見的に魅力がある人は、誰からでも贔屓してもらえるのが世のならいなのです。
ケネディもとても甘いマスクをしていますが、そのことで随分と得をしたはずです。
ケネディが大統領になるとき、経験豊富なニクソンがライバルとして立ちはだかりました。そして1960年9月26日に行われた第1回のテレビ討論会で、とても有名な闘いが繰り広げられたのです。
このときケネディはイメージ戦略に重きをおきました。
とにかく、視聴者からのウケを良くするために、自分の外見を整えることに注力したのです。
当日の選挙運動は一切せずに、精神的な余裕を持てるようにホテルでのんびりと過ごしたのです。そして、濃紺のスーツに身を包み、爽やかな笑顔を見せることができるように準備をしました。疲れ果てたような表情では魅力的に見えず、視聴者の心を掴むことはできないからです。
一方、ニクソンは9月の初旬に膝を悪くしてしまい入院を余儀なくされました。そして当日も遅れを取り戻すべく選挙運動を行っていました。
そして急いでテレビ局に入ったニクソンは、目が落ちくぼみ、顔にはシワが寄り、疲れた果てた様子が明らかでした。
しかも、急いでスタジオに駆け付け、さらに強烈なライトを浴び大量の汗を拭くニクソンの姿が何度もテレビで放映されたのです。
爽やかな笑顔を見せるケネディとは、正反対の姿でした。
この討論をテレビではなくラジオで聴いた人たちの、後日の聞き取り調査では、「ニクソンが有利」と思った人が多かったようです。
ラジオでは当然、ケネディの爽やかでハンサムな姿はわかりませんので、討論の内容だけではニクソンが有利と判断したのでしょう。
しかし結果はケネディの勝利でした。これは、人の評価は見た目に大きく左右されるというひとつの例です。
◎人は「顔」がものをいう
みなさんも、イケメンの営業マンとブサイクな営業マンが営業に来たら、イケメンのほうの商品を買おうと思うのではないでしょうか。美人の店員さんと不美人な店員さんがいれば、誰しも美人の店員さんに接客をされたほうがうれしいはずです。
買い物をしているときに、あるレジだけ極端に長蛇の列になっていることがあります。不思議に思い前を覗いてみると、そのレジだけ若くて美人な女の子が担当しているという納得の理由があるのです。ただの買い物であったとしても、どうせなら魅力的な人にレジを打ってもらいたいと思うのです。
このように、人は結局「顔」がものをいうのです。ですから、できるだけ外見が魅力的に見るよう努力しなくてはいけません。
持って生まれた顔は、どうじようもありませんが、髪型は爽やかな印象に、眉を整えたり、清潔感あふれるようにあぶら取り紙を使うなど、気遣いをするだけでも印象は大きく変わってくるものです。
はらいかわてつや