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スベることは大したことではない

心理学
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話をすることに苦手意識を持っている人は,「何を言えばウケるのか?」ということを気にしすぎていると思う。

たしかに,人を笑わせるような面白い話ができるということは望ましいことである。

しかし,いつでもどこでもみんなを大爆笑させるということは不可能なことであり,そんなことを追求することは非現実的である。

笑いを取ることを生業にしているお笑い芸人でさえ,面白くないときはある。

大御所のビートたけしさんでも,タモリさんでも,ダウンタウンさんでも,面白くない話をすることだってある。

当然有吉さんであっても,まったくウケないようなしゃべりをすることだってある。

しかし,そのようなことをいちいち気にしていては何も始まらないのだ。

ウケようがウケまいが,それでも積極的にどんどん話のネタを繰り出していくことが大事なのである。

上島(竜兵)さんから、滑っても仕事は減らないぞってことは教わりましたね(笑)。 
思い切って何かやることが大事だなってことを。
(オリ★ スタ」2013年9月23日号、32ぺージ)

1回だけスベってしまったからといって,これまでの人気がすぐになくなってしまうのだろうか。

1回でもつまらない話をしてしまったら,周りの人から愛想をつかされてしまうだろうか。

人と人の関係においてそんなことは絶対にない。

なぜなら,常に笑いを取り続けることなど,どんな人にだってできるわけがないのだから。
ましてや一般人にとっては,ウケなかったり,スベってしまうことなんて日常茶飯事なのだ。

会話において大切なことは,面白くなくても,つまらなくてもいいので,話の「間」に気をつけることである。

「間」を置かずに矢継ぎ早に話をすることが大切で,その内容についてはあまり問題でないのだ。

アメリカのカリフォルニア州立大学のダグラス・ナヴァリック氏は、以下のような調査を行った。

100名の被験者に,

A 漫画のビデオを5秒見て、5秒休む
B 漫画のビデオを5秒見て、25秒休む

というA,B 2つの作業のどちらがいいかと尋ねたのだ。

すると,80%の被験者がAのほうがいいと答えたという実験結果が得られたのだ。
「いちいち25秒も休んでいるのはたまらない」という気持ちだろう。

会話も同じで,いちいち間があくのはあまりよくない。

よって,内容にこだわるよりも変な間があかないように気をつけるほうが重要なのだ。

ウケない,スベらないことに注意を払うのではなく,間を置かないことに注意しよう。

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はらいかわてつや

資本主義の牢獄に囚われた
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一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事
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