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相手の気分の浮き沈みを敏感に掴め

 2015/09/18 人心掌握
この記事は約 3 分で読めます。 19 Views

はらいかわてつやです。

◎人の心を掴む効果的なタイミング

前述したとおり、人という生き物は変化を嫌うので、他人の行動を変えるというのはとても難しいことだ。

しかし、絶対に変えることができないかというと、そうではない。

チャンスを上手く掴むことができれば、他人の行動も一気に変えることができるのだ。
つまり、大切なのは「タイミング」なのだ。

例えば、営業職において「やり方を変えなさい」と助言しても全く聞く耳を持たない部下がいたとしよう。
このような相手には、毎日小言を言っても寝耳に水。
じっくりとタイミングを待つしかないのである。

部下が全く契約を取ることができずに、落ち込んでいたらチャンス。
「前々から思っていたけど、君のやり方では上手くいかないと思う。訪問する回数は減らして、もっと大口の契約のチャンスがあるところに営業をかけてみてはどうだろう。」
という具合に諭すのだ。

人間の精神の変化は時間がかかる。
そして全国民の心理を変えるためには、激烈なショックが必要である。
(英国はなぜ眠ったか)

ケネディ大統領は、「強烈なショックによって、人は変わる」と述べている。
しかし、だからといって自ら相手にショツクを与えることは、リスクを伴うのでやめたほうがいいだろう。

だから、その相手が勝手にショックを受けているタイミングを見計らって行動をおこすのだ。

◎獲物を捕えるにはタイミングが命

私たちが他人からの影響をもろに受けるときとは、仕事で失敗したとか、家庭で問題が起きたなどの心理的にダメージを受けているときである。
心理的にダメージを受けている人を、思い通りに動かすことは案外簡単なのだ。

一般的に「女の子にモーションをかけるのは、失恋しているときがいい」というのと同じだ。

失恋したばかりの女の子は、当然深い心理的なダメージを受けているので、通常のような冷静な判断ができなくなっている。
この状態の時なら、通常なら絶対にOKしないような男性に言い寄られても、うっかりOKしてしまうことがある。
実際に、心理学的なデータでも落ち込んでいる人ほど、相手に説得されやすいということは確認されている。

ハンターは、狙った獲物を捕獲する絶好のタイミングが訪れるまで、じっと待ち続ける。
むやみに銃を撃つのではなく、ここぞというタイミングを待つのだ。
そうしなければ、狙った獲物を捕えることは決してできないのである。

人を思うように動かしたいときもそうで、タイミングが最悪なときにいくら説得してみても決してうまくいかない。
無駄に弾を使ってしまうことがないように、絶好のタイミングを待つことがベストな方法だと言える。

はらいかわてつや

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はらいかわてつや

資本主義の牢獄に囚われた
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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター

株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
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