「謙虚」なあなたが嫌われてしまう理由とは
こんにちは、はらいかわてつやです。
◎「自慢」よりも悪い「卑屈」
人間は、人に嫌われたくないという想いが強すぎると、必要以上に低姿勢になってしまうことがあります。
人に好かれたいと思う気持ちは大事ですし、適度なごますりが必要な場合もあります。
でもそれが度を過ぎてしまうと、逆に自分の評価を落としてしまうので注意が必要です。
アメリカのカリフオルニア大学のマイケル・ロビンソン氏は、以下のようなデータを報告しています。
自慢ばかりする人は嫌われるが、それ以上に自分を卑下しすぎる人はもっと嫌われてしまう、というのです。
愛想よく接することはもちろん大切ですが、それと同時に相手にパワーを感じさせなければいけません。
たとえ嫌われたとしても、言うべきことはしっかりと言い、「必要ならば力を行使することも厭わない」という態度を示しておくことも必要なのです。
◎「キレたら怖い」くらいに思わせておこう
ケネディ大統領は平和主義でした。その一方で、ケネディが大統領だったときのアメリカの国防費は増加し続けていました。ケネディは平和を追求しながらも、軍備に注力していたのです。
演説の中で以下のように述べています。
戦争の準備をすることによってのみ平和の準備をすることができるということは、残念な事実である。 (「報通の自由」1960年8月1日から11 月7 日までの演説集)
ケネディは言葉ばかりの「平和」を唱えるだけではありませんでした。
平和を追求しながらも、一方ではしっかり戦争にも備えておく必要があるという、現実主義者でした。
平和主義者の中には「平和」という言葉を呪文のように唱え続けていれば、必ず平和は訪れるのだと考えている人もいます。しかし、現実はそんなに甘くはありません。
私も、いつもは仏のような顔をしていますが、たまにとても凄い形相を見せることがあります。
時間を守らない人や連絡をしなければならないのに連絡をしない人などには、怒号することもあります。
そのようにパワーを示しておかないと、相手はつけ上がりどんどんナメられてしまうからです。
計算してやっているわけではありませんが、「キレたら怖い」と思われるくらいが一番いいと思っています。
優しいだけの人ではダメなのです。
基本的な部分は平和主義でも、場合によっては攻撃的になることもあるということを示しておくことが、自分の身を守ることに繋がっていくのです。
はらいかわてつや